鏡文字への対処法
鏡像(MIRROR)コマンド実行で文字が鏡文字にならない設定
鏡像コマンド(MIRROR)で、文字を含む図形を対称複写、または対称移動させたときに、文字が鏡文字になってしまうのを回避するには、システム変数「mirrtext」の値を「0」にします。 システム変数については第3回「マウスのホイールボタンの倍率を変えたい」で説明しているので参照してください。
システム変数「mirrtext」
コマンドが実行されていない状態で、コマンドラインに「mirrtext」と入力し、Enterします。コマンドラインに次のように表示されます。

< >
の中の数値は現在設定されている値です。
mirrtextの値として入力できるのは「0」または「1」です。
値が「0」の場合、文字は鏡文字にならず、対称となる位置に複写(移動)します。値が「1」の場合には文字の形状も線対称となり鏡文字となります。
今回は鏡文字にならないようにしたいので、コマンドラインに「0」を入力してEnterします。
この設定は図面ファイルに保存されるため、一度設定を変えると同じ図面内ではその設定が残りますが別のファイルにはその設定が引き継がれません。

あとがき
あえて文字を鏡文字にしたい場合には、文字スタイル管理で「前後を逆」にチェックを入れた文字スタイルを作成して、そのスタイルで鏡文字にしたい文字を作図するという方法があります。

10月は企業研修のご予約が集中してしまったために、「AutoCAD基礎コース」の実施ができないという状況になってしまいました。 季節的にも「10月からはじめたい」と思っていた方も多かったのかなと思うところもあり、せめて1回だけでも実施できるように、教室の手配など何か工夫をするべきだったと反省しています。 その変わりというワケではありませんが、10月から新しく「AutoCAD速習コース」がスタートしました。このコースの受講生として想定しているのは「独学でなんとかなりそうだけど、とりあえず入り口のところだけでも誰かに教えてもらった方が効率が良さそうだ」と思っていらっしゃる方や「ほとんどAutoCADで作図をすることはないのだけれど、印刷くらいしたい。それについでにちょっと修正もできたら便利かも」という方などです。本格的にAutoCADをマスターしたい方は「AuoCAD基礎コース」が今まで通りお薦めです。
早いもので、今年もあと3ヶ月弱。11月、12月の「AutoCAD基礎コース」の実施は1回ずつの予定です。
LemonCADスクールでは既定のコースの他に、1時間以上30分単位で好きな時間だけ授業を受られるコースもあります。独学で勉強された方や周囲にAutoCADに詳しい人がいない方のサポートとして、AutoCADの機能を自分の業務に活かす方法がよくわからないという場合の相談場所として、ご好評いただいております。
費用は講習時間1時間あたり5,250円(税込)のみです。テキストなどを使用する場合には教材費を頂きますが、多少の資料(テキストのコピーなど数枚のもの)などは受講料に含みます。入会金などはいただいておりません。
詳しくは、AutoCADフリーコース をご覧ください。
バックナンバー
このコーナーについて
このコーナーは、最近AutoCADを使い始めた方向けに 『ちょっとしたことなんだけど知っていると結構便利で、だけどなかなか最初から知っている人は少ないかも』 というポイントをご説明しようというものです。
LemonCADスクールの「短期集中講座AutoCAD基礎コース」を受講された方を主な対象として考えています。授業中にも説明しているのだけど忘れられてしまっていそうなこと、はじめからたくさん説明しすぎると混乱してしまいそうなのであえて説明しなかったこと、授業中や修了後の電話サポートで多い質問などが中心となります。
他のサイトやテキストなどでも紹介されていることばかりだと思いますが、独学で勉強中の方の参考にもなれば嬉しいです。
当面はAutoCADでもAutoCAD LTでも共通の操作で、少し前のバージョン(2000くらい)から変更されていないものを取り上げて行きます。