マウスのホイールボタンの倍率を変えたい
システム変数「zoomfactor」の値を変更する
マウスのホイールボタンを回転させたときに、1ノッチ(1回カチッという分量)で行われるズームの倍率を調整するには、システム変数「zoomfactor」の値を変更します。
システム変数について
実際の設定を説明する前に、「システム変数」について簡単に説明をしておきます。 システム変数とはAutoCADの動作をコントロールするためのものです。コマンドと同じように直接コマンドラインに入力して、現在の値を確認したり変更したりすることができます。
システム変数の一覧は「変数設定」コマンド(SETVER)で表示させることができ、ヘルプから確認することもできます。(下図参照)

システム変数「zoomfactor」
コマンドが実行されていない状態で、コマンドラインに「zoomfactor」と入力し、Enterします。コマンドラインに次のように表示されます。

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の中の数値は現在設定されている値です。
Zoomfactorの値として設定できるのは3〜100の間の整数で、値が大きいほど変化が大きくなります。初期値は60です。
新しい値を入力し、Enterして設定は終了です。
あとがき
作図する図形の大きさによって、ホイールボタンのズームの倍率を変更すると、より作業がスムーズに行えると思います。
このように、システム変数の中には知っていると便利だというものがいくつかあります。
このコーナーでも今後いくつか取り上げていきたいと思っています。
次回は、2004の頃まで良く受けていた質問のひとつである、ホイールボタンでズームができなくなったという場合の対処方をご紹介したいと思います。
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このコーナーについて
このコーナーは、最近AutoCADを使い始めた方向けに 『ちょっとしたことなんだけど知っていると結構便利で、だけどなかなか最初から知っている人は少ないかも』 というポイントをご説明しようというものです。
LemonCADスクールの「短期集中講座AutoCAD基礎コース」を受講された方を主な対象として考えています。授業中にも説明しているのだけど忘れられてしまっていそうなこと、はじめからたくさん説明しすぎると混乱してしまいそうなのであえて説明しなかったこと、授業中や修了後の電話サポートで多い質問などが中心となります。
他のサイトやテキストなどでも紹介されていることばかりだと思いますが、独学で勉強中の方の参考にもなれば嬉しいです。
当面はAutoCADでもAutoCAD LTでも共通の操作で、少し前のバージョン(2000くらい)から変更されていないものを取り上げて行きます。